POSPUBネット
トップページ 活動報告 コラム 資料集 リンク集 メール


 2021(令和3)年度活動報告


2021(令和3)年度活動報告

大阪府下水道ボランティア 令和3年度活動報告

1.はじめに
当会は、平成17年度から大阪府の下水道事業に従事した者が中心に活動しています。 当会の目的は、会員自らが長年培った知識・経験を活かし、大阪府の流域下水道事業を支援するとともに、環境問題にも関心を継続して自己研鑽を図ることです。主な活動は、大阪府(流域下水道事務所)が実施する広報活動や環境教育などの取り組みをサポートすることです。

2.令和3年度の活動について
コロナ感染症の影響で、総会の開催を中止し、メールによる書面決議としました。 当会の主たる活動については、出前講座など府実施のイベントがすべて中止されたことから、当会の支援活動も要請されませんでした。唯一、令和2年7月に南部流域下水道事務所での「今池水みらいセンターでの陥没事故」にかかる現地調査及び意見交換会への会員参加支援(交通費補助)を行いました。 次に、当会主催の見学会・研修会についても、3密を避けるために活動を自粛致しました。
以上のように、令和2年度は、実質的に活動ができませんでした。 なお、運営のための役員会を7月、12月、3月の3回開催いたしました。

3.今年度の活動
令和2年度に引き続き、コロナ感染症の影響で種々の活動が制約を受けました。 総会については、昨年度に引き続き、メールによる書面決議となりました。

(下水道展) 主な活動としては、(公財)日本下水道協会が主催する「下水道展’21大阪」に出展する大阪府ブースの支援を行いしました。 下水道展は、コロナ禍の影響で1年遅れとなり、直前に緊急事態宣言発出もありましたが、8月にインテックス大阪にて開催されました。 大阪府出展ブースの様子を写―1に示します。当会の支援は、来場者へのノベルティとして、エコバッグ500個を提供しました。 来場者は、期間中大雨もあり全体としては例年より少なく3千人/日、4日間の開催中約1万3千人でした。大阪府ブースには家族連れ含めた一般の方らが多く来場され、約450個のエコバッグが配布されました。
また、当会としても下水道展を貴重な研修会の機会として、会員に案内しました。

(研修会)  次に、当会主催の行事としては、1月18日(火)に津波高潮ステーションにて研修会を開催しました。下水道室より二人の講師を迎え、林 計画課長補佐からは「最近の下水道計画に関する話題」と題して、「大阪府市下水道ビジョン」や「広域化・共同化計画」について報告いただき、また、角田経営企画課主査からは「大阪府流域下水道経営戦略」について策定後5年を経過して現状と見直しの方向性を講演いただきました。活発な質疑があり、これまでの流域下水道の取り組みが広域化・共同化のストックとなっていること、また課題だった設備の改築更新が順調に進捗、減価償却費の費用負担についても方針決定されていることなど、確認させていただきました。 なお、運営のための役員会を7月、12月、3月に計3回開催しました。

3.今年度の活動
新型コロナ対策の国や府の方針を踏まえつつ、3年振りとなる通常総会は例年より遅く6月開催としました。 出前講座など府主催行事の支援業務は、府と調整しながら活動して参ります。新型コロナ感染症と共存しながら活動となりますので、会員の皆さまには、健康と感染防止に心がけての活動参加をお願いいたします。